トップセールス
連休中に『ハゲタカ』を観て、NHK土曜ドラマの面白さを知った。
仕事上のある人が「NHKで夜9時からやってる『トップセールス』が面白い。」と、
教えてくれた時のことを思い出した。
落ち込んだりした時に相談する人だけど、
忙しい時はなかなか会えず、聴いてもらえない時もある。
本音もぶつけ合い「自分さえよければいいんでしょ~」と、
やっかみ合うこともある。
そんな時『トップセールス』の話になった。
その仕事上の人も販売に携わっている。
最近、話を聴いてもらえてなくて、私自身落ち込んでいた。
私に観るよう薦められた。
“TSUTAYA DISCAS”で検索してみた。
あった~
舞台は昭和49年。
私が生まれた頃の社会背景。
女性の社会進出もままならぬ、女性の定年説25歳という時代。
自分が20代の頃、同じように思い悩んだ。
主人公久子の心理描写が痛いほど解る内容に感動。
今度は、NHK土曜ドラマのサイトを検索してみた。
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「走る女」…山本むつみ(作)
久子はいつも走っています。前のめりに、時にはがむしゃらに。
ひたすらに疾走しながら人生を切り開いていく先に何があるのか、それを見届けるために、
私も久子と共に物語の世界を走り続けてみました。
カーセールスの現場からは、とどまることのない時代の流れが見えてきます。
経済の大きなうねり、女性の働き方の変化、様変わりする家族の姿、切り捨てられ忘れ去られるものたち……。
日常を生きるということは、時代の風にさらされ揺さぶられ、なおも踏みとどまっていくことだと気付かされました。
どの時代も、働くことは楽ではありません。思うにまかせないことばかりです。
それでも、時には、かすかな希望がキラッと瞬くことがあって、立ちつくしそうになる背中を、
もう一歩先まで行けと押してくれます。
希望を力に変えて、久子は走り続けます。
その道のりに、みなさまの人生を少しだけ重ね合わせてご覧いただければ、書き手としてこれほど嬉しいことはありません。
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山本むつみさんの書き下ろしで、ノベライズ本なども出版されていないようですが、
ずっと昔からこんなにも素敵な女性が実在していたという事実に勇気をもらった。
続きのDVD、いつ届くかな。
待ち遠しい
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